『読書論 (岩波新書)』
https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/31O0Y-RMlKL.jpg https://www.amazon.co.jp/dp/B07XT369XK/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
人生は短く、書物は多い。一生のうちに読みうる書物の数は知れている。それを思えば、いつまでも手当り次第に読んでいるわけにはいかない。どうしても良書の選択が必要になる。何をいかに読むべきか。著者多年の豊かな読書体験と、東西古今のすぐれた知性が残した教えにもとづいて、さまざまな角度から読書を語る。
"私は何時も年少の友人に向かって読書をすすめるものであるが、それと同時に、読書の後に、もしくは読書と読書との間に、必ず読んだことについて考える習性を養うことの最も肝要なるを切言したいのである。